はじめに
読書を始めたいけれど、どの本から手をつけたらいいのか分からないという方のために、読書初心者におすすめの小説を紹介します。エンタメ、恋愛、ファンタジー、短編、ライトノベルというジャンル別に分けて、読みやすく、魅力的な物語をピックアップしています。それでは、さっそく具体的なタイトルを見ていきましょう。
物語の世界に入り込むと
非日常を楽しめるね。
エンタメ小説
エンタメ小説は、楽しく読めて、ストーリーや登場人物に瞬時に引き込まれることが特徴です。さまざまなジャンルが含まれており、どれも読書初心者におすすめです。
君の膵臓をたべたい
住野よる著のデビュー作であり、多数のメディアミックスもされた大ベストセラー小説です。膵臓の病気を抱えた少女とクラスメイトである少年の、秘密の交流が描かれています。心温まる物語でありながらも、重いテーマを扱っているため、感動もひとしおです。
文章がわかりやすく、話題性も高いため、読書初心者にピッタリの一冊です。
舟を編む
三浦しをん著の感動作で、辞書作りをテーマにあたたかな人間模様が描かれています。登場人物たちが一生懸命に辞書を作り上げる姿を通して、協力や友情の大切さが伝わってきます。
物語がじっくりと展開されるため、読書初心者も安心して読めます。
恋愛小説
恋愛小説は、読者の心にじわじわと入り込んでくる物語が特徴です。これらの作品は、心の中に秘めた感情や恋愛観に触れることができます。
図書館戦争シリーズ
有川浩著の図書館戦争シリーズは、本を巡って繰り広げられる戦いと恋愛模様が描かれるエンターテインメントラブコメの傑作です。シリーズ累計640万部を超えるベストセラー作品で、続編や映像化もされています。
アクションものと恋愛もののいいところが詰め合わせられた作品であり、読書初心者でも楽しめます。
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦の青春恋愛小説で、2007年に山本周五郎賞を受賞した人気作品です。物語の中心には、京都の某国立大学に通う大学生の先輩と、クラブの後輩である「黒髪の乙女」が登場します。恋愛ファンタジーの大傑作と評されており、非現実的な出来事がコミカルな世界観で展開されます。
独特のユーモアと京都の風情が魅力の作品で、読書初心者にもおすすめです。
ファンタジー小説
ファンタジー小説は、異世界や魔法の力が描かれることが多く、現実を忘れて読書に没頭できる作品が多いです。
かがみの孤城
辻村深月著の物語は、生きづらさを抱えた少年少女の姿が描かれ、2018年の本屋大賞を受賞したベストセラーです。アニメ映画化もされ、累計170万部を突破しています。
ファンタジーな世界観が魅力でありながら、さまざまな年代の方が読みやすい小説になっています。一気に読みたくなるおすすめの作品です。
世界から猫が消えたなら
川村元気著の感動のファンタジー小説で、累計90万部を突破し、映画化もされています。余命宣告された主人公が悪魔との取引を通じて、人生の本当の価値に気づいていく物語です。心温まるストーリーと深いテーマが絶妙に絡み合っており、読み応えのある小説です。初心者でも楽しめるおすすめの作品です。
短編小説
短編小説は、一気に読めるだけでなく、さまざまな作家の作風を楽しむことができます。読書初心者向けには、特にピッタリのジャンルです。
告白
湊かなえ著のデビュー作で、第6回本屋大賞性受賞したミステリー小説です。登場人物たちの探り合いや衝撃の展開が繰り広げられるなかで、物語は最後に向かって進んでいきます。
短編ながら心に刺さるストーリーであり、読書初心者でも十分楽しめる作品です。
下町ロケット
池井戸潤著の第145回直木賞受賞作品であり、彼の代表作のひとつです。下町の企業と人々が抱える困難を描きつつ、勇気と知恵を振り絞って立ち向かう姿が描かれています。
物語がテンポ良く展開され、読書初心者でも楽しく読めるだろう作品です。
ライトノベル
ライトノベルは、若者向けのエンタメ小説として人気があります。初心者にとっても読みやすく、取っつきやすい作品が多いです。
ナラタージュ
島本理生著の人気作品で、高校教師と元生徒のやるせない恋が描かれています。映画化もされたこの作品は、「この恋愛小説がすごい!」で第1位を獲得しました。
リアルで生々しい恋愛模様が描かれており、読書初心者にもおすすめの作品です。
イニシエーション・ラブ
乾くるみ著の恋愛ミステリー小説で、映画化もされました。一見ありふれた若者の恋愛模様が描かれつつも、読者に衝撃を与える展開が待っています。
物語が二部構成となっており、読書初心者でも楽しめる作品です。ビターな恋愛小説を求めている方におすすめです。
まとめ
以上で、読書初心者におすすめの小説をジャンル別に紹介しました。どの作品も読みやすくて魅力的な物語が展開されていますので、ぜひ手に取って楽しんでみてください。読書の楽しさを知ることで、さらに読書の世界に引き込まれることでしょう。
明かりを消して本が楽しめる「オーディオブック」」なら – audiobook.jp